豊田市の車の板金塗装工場FIXの内藤です。
今回は愛知県豊田市からボルボ V60 T5 キズ 凹み修理 鈑金塗装でご来店いただきました。
ボルボ V60
ボルボといえばシートベルトを開発し、他の自動車メーカーに技術を無償提供したことで有名なメーカーです。
ボンネットにエアバックを装着して歩行者を守る機能など、安全機能の開発に力を入れているメーカーです。
最近のボルボはスタイリッシュで高級感がありカッコいいですね(*’▽’)
今回の損傷状態
ポール型のガードレールに接触して左リア側を激しめに損傷しておりました。
今回の主な修理内容
・左リアドア 修理
・左クォーターパネル 修理
リアドアは辛うじで亀裂がないものの、クォーターパネルには裂けた箇所があります。
一般的には、ドアもクォーターも交換での修理となります。
ボルボのこの年代の型はプレスラインが複雑な形をしており、鈑金で修理ができる所は少ないかもしれません。
今回は保険を使用せずに、実費での修理をご希望でしたので、損傷箇所はすべてリペア致します。
裂けてしまった箇所は部分的に溶接をしての作業となりますが、クォーターパネルは交換より熱をかける箇所が少ないため、実はリペアの方がメリットは結構多いと思います。
今回は費用を抑えて修理しておりますので、バンパーやテールランプなど極力部品の脱着をせずに、作業しております。
複雑なプレスラインの修理を行う場合は、完全につぶれてなければ、残ったプレスラインを元に復元作業を行っていきます。
アーチ部分もすべてハッキリしたラインではなく、非常に難易度の高い修理でした。
FIXは他の修理屋さんやディーラーで断られる鈑金のリペア修理が多いため、実費修理の方も多いです。
保険修理の場合でも輸入車は部品も高く、全損になってしまうこともあるため「修理したいけど実費負担が大きくて修理ができない」そんな方も相談に来られます。
ですが、FIXなら鈑金での修理が可能なので、乗り換えをせずに済んだ方も多くいらっしゃいます。
「ディーラーじゃなくてなぜ町工場みたいなFIXで修理する人がいるのか?」と疑問をもたれる方もいるかもしれませんが、「困ってない時は親切だけど、本当に困った時は助けてくれない」ディーラーさんや修理屋さんばかりなのかもしれません…。
FIXからすると「困った方」「どうしたらいいのか分からない」方ばかりがいらっしゃるので、当たり前になってしまっていますが、、、
FIXにくるオーナー様のお話を聞くとディーラーさんの悪い所、修理屋さんの悪いところをよく耳にします。
その度に、その鈑金屋さんは「鈑金屋さん」じゃなくなったんだなー、とか自分の事(営業成績とか)しか考えてないんだなぁ、とか感じています(*_*)
会社組織としては仕方のないことかもしれませんが、もう少し寄り添ってあげても良いのでは?と、つい思ってしまいます。
治って帰ってきた子にオーナーさんは凄い喜んでいただけました(^^♪
僕もどこまで(いつまで)やれるかわかりませんが、まだまだ頑張っていきます(*’▽’)
この度はご依頼いただき有難う御座いました。
今回の修理対応金額とディーラー参考価格
今回、対応させていただいたお客様の修理金額・お預かり期間と、
ディーラー・保険修理を依頼された場合の参考価格(相場)を紹介しておきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
今回の修理金額 | ¥ 440,000 |
ディーラー・保険修理参考金額 | ¥ 923,000 |
お預かり日数 | 14日 |