豊田市の車の板金塗装工場FIXの内藤です。
今回は豊田市からキズ・へこみの板金塗装修理で入庫して頂きました。
メーカー トヨタ
車種 シエンタ NSP170
新型のシエンタ、この形になってからかなり人気があり、知り合いのディーラーの方もかなりの売れ筋の車両みたいです^^
最近のトヨタのデザインもカッコイイですよね。
このシエンタにもモデリスタのエアロパーツのオプションもあり、そっちもまた違って見えてカッコイイです。
損傷箇所の紹介
・フロントドア
・スライドドア
修理内容
納車1ヶ月で損傷してしまわれたようで、かなりショックを受けられていました(´・ω・`)
車両保険に入っておられず実費修理なのですが、予算的に新品部品は難しいとのこと。。
他社の見積で¥150,000と言われもう少し安く修理できないかとのご相談でした。
他社のお見積では、スライドドアの取替で見積されておりましたので、
弊社では鈑金での対応であればもう少し安くなると判断させて頂き、鈑金での対応とさせて頂きました。
写真では少し分かり辛いですが、スライドドアの損傷が深く内張りを外してみると
ドアパネルの中のフレームが曲がっていました。
普通の鈑金屋さんでは即交換と判断するのもうなずけます。
ですが、今回は予算的に取替は難しいとのことなので、ドアパネルのフレームも修理して鈑金させて頂きました。
軽鈑金を専門にしているお店の場合、軽い損傷であれば、鈑金してくれますが、
歪んでいたり潰れてしまっている場合はすぐ交換となってしまいます。
その点、弊社では、損傷の酷い鈑金もかなり経験がありますので
損傷が酷くても「鈑金」という選択肢を提案できるのです。
鈑金をするメリット
せっかくなので、ここで鈑金をするメリットについて、ご紹介しておきます。
1.脱着に伴う工賃を格段に抑えることもできる
スライドドアを交換ともなるとドア自体の脱着をしなければならず、電装品などすべて組換なければならないため、¥20,000以上の金額が交換時に組換工賃として掛かってしまう。
2.組換時に余計な部品が掛かってしまう
本来はキレイに取り外せば、ほとんどの部品を再使用できます。ですが、ディーラーや大型店舗などでは、分業制なことが多いことや修理費用を先に決めることを優先するため、破損してしまう場合がある部品や、取り外す時間が掛かるものについてはすべて交換とされてしまいます。
3.塗装範囲が少なくなるため塗装費用を抑えることができる
今回のようなスライドドアの先端部分の場合、ドア1枚新品に交換すると、ボカシ塗装をすることになってしまいます。フロントドア側は鈑金なので、フロントドアまでで済みますが、スライドドアの場合、新品パネルは色付きでないため、関係のないクォータパネル(リアフェンダー)でのボカシ塗装をすることになり余計な塗装費用が掛かったり、新車の塗装を殺してしまうことになってしまいます。
そこを鈑金であれば、スライドドアの範囲内でボカシ塗装も済見ます。また塗装範囲はドア2枚で済むことになり、新車の塗装を出来る限り残し、費用も抑えることができるのです。
確かに新品の部品と比べれば新品部品に勝るものはありません。
新品ドアのような少しの歪みもない状態にするのは難しいのでしょう。
しかし、お客様1人ひとりご予算や事情があるのと同じように、修理にもいろいろな選択肢がございます。
新車だからと言って、新品部品を使わなくてはならない理由もありませんし、新車だからこそリサイクル部品も新品のようなモノも中にはございます。
1度いろいろと調べてみても損はないと思います。
今回の修理でお客様にも大変喜んで頂けました。
お客様も内心ここまで鈑金でキレイに治ると思ってなかったようです。
私達も元通りにはできないのは、わかってはいるのですが、
新品のように元通りにする努力は出来る限りさせて頂いています。
低価格だから適当で良い訳ではなく、低価格でもキレイにしっかりと修理させて頂きます。
なんとか修理したいと思われたら1度ご相談だけでもしてみて下さいね。
相談するだけならもちろんお金は掛からないので^^
今回の修理対応金額とディーラー参考価格
今回、対応させていただいたお客様の修理金額・お預かり期間と、
ディーラー・保険修理を依頼された場合の参考価格(相場)を紹介しておきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
今回の修理費用 | ¥105,000 |
ディーラー・保険修理 参考金額 |
¥218,000 |
車両お預かり期間 | 6日 |