BMW MINI クーパー F55 ドライブトレーン警告タービン交換事例|愛知県豊田市 

豊田市の車修理専門店FIX auto service豊田(フィックスオートサービス)の内藤です。

今回のご依頼は豊田市から外車 BMW MINIクーパーのドライブトレーン警告点灯で、いきなりパワーがなくなったとのことで故障診断の為、ご入庫です。

BMW MINI クーパー F55

ミニクーパー伝統的な丸目ヘッドライトに日本でも使いやすいハッチバックタイプが人気のミニ

低排気量を感じさせないパワー感は高速もスイスイです(*’▽’)

目次

整備箇所の紹介

パワーがいきなりなくなったのは、警告灯点灯でエンジン保護の為、制御モードに移行したのが体感として感じていたものと思われます。

先ずは、診断機にてベンチテスト

タービン関係のメモリーを拾っていたので、とりあえず電気式に変わったウエストゲートバルブ等のテストをしていきます。

結果、、、タービン故障が濃厚です。

電動ウエストゲートであれば、そんなに費用も掛からない(タービンに比べれば)ですが、本体となると部品代がかなりかさみます、、、

あとはタービンを外して物理的にチェックしかなさそうです、、、

タービン装着位置

前側の取りやすい位置にあればありがたいのですが、エンジン奥側に取り付けてあるので、なかなか難儀です、、

タービンASSY

なんだかんだで本体を外し(荻野主任が)  ↑ 因みにバッチぃ靴は主任ですw

フィンを回しましたが、、回らず、、

荻野主任

これ、ダメだね

排気側フィン
インテーク側フィン

見たところフィンの欠けなどはなかったのですが、回りません( 一一)

ということは、、、、

タービン軸(オイルライン)

こちらの焼き付きによりタービンが固着して過給できなくなったということです( 一一)

主な原因としてはエンジンオイル管理不足ということになります。

ターボ車が良く壊れてしまうというのはタービンが基本的に多いです。

最近の車はロングライフオイルを使っていますので、12,000kmとかに一度オイル交換で良いというのですが、あくまでも「メーカー指定のオイル規格で」という前提条件があります。 

厳密にいえばHTHS粘度がいくつ以上とかですが、、

長くなるので、この話はまた今度( 一一)

いわゆる条件に満たないオイルを入れている場合は「オイル管理不足」でエンジンやエンジン以外の部品が破損してしまったりします。

今回はリサイクル部品(中古)があれば、そっちで替えて欲しいとの事でしたので、中古で対応致しました。

たまたま2万キロ台の程度のいいものが見つかったので、ラッキーでした。

新品で対応する場合は、2023年時点でタービン本体だけで、40万円(‘ω’)ノ

皆様、お気を付けなさってくださいw

オイルは大事ですよー(*’▽’)

今回の修理対応金額とディーラー参考価格

今回、対応させていただいたお客様の修理金額・お預かり期間と、

ディーラー・保険修理を依頼された場合の参考価格(相場)を紹介しておきます。

ぜひ、参考にしてくださいね。

今回の車修理代¥ 300,000
ディーラー参考金額¥ 578,000
車修理期間(お預かり日数)5日
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