豊田市の車の板金塗装工場FIXの内藤です。
今回は、愛知県豊田市からマツダ デミオのステップ修理 塗装の修理でご来店いただきました。
マツダ デミオ
スカイアクティブのガソリンモデルのデミオです(^o^)
ディーゼルエンジンのデミオが人気ですが、
やっぱりガソリン車が良いという方にもしっかりとラインナップされております。
ガソリンモデルの方が本体価格も安く、デザインが気に入っている方には
とてもオススメなモデルです(*^^*)
損傷箇所の紹介
左側のサイドステップを縁石にぶつけてしまい、フロントドア下側からリアタイヤの前まで、広範囲に損傷されております。
損傷具合は深く、他店では取替でしか対応してくれるところがなく、
なんとか鈑金で価格に修理したいとのご要望でした。
今回の損傷では、ステップの上面のラインが残っていることもあり、
鈑金修理が可能な範囲でしたので、取替をせず、鈑金での修理対応をいたしました。
鈑金と聞くとハンマーで叩いて戻すのでは?と思う方が圧倒的に多いですが、
サイドステップやクォーターパネル(リアフェンダー)は裏側にハンマーが入らず叩く事ができないため、
パネル表面にスタッド溶接機と呼ばれるもので、ワッシャー等を溶接して鈑金していきます。
かなり地道な作業で、一度に引っ張りすぎても逆にボコボコになってしまいますので、
ゆっくり少しずつ引き出して行きます。
鈑金といっても小さな凹みなら鈑金だけでも塗装に移れるのですが、
大きな凹みの場合、パネル自体が損傷により大きく伸びてしまっているので、
100%元の形には戻せません(´・ω・`)
そこでパテで、表面を整えていきます(*^^*)
肌色のモノがパテです(*^^*)
パテにも5・6種類くらいあるのですが、今回は中間パテを使いました。
あまりにもひどい損傷を鈑金修理する場合は、グラスファイバーが入ったパテを下地に使ったりしますが、
今回は軽度の歪みを整える程度なので、中間でOKです(^o^)
次は、パテ乾燥後ペーパーやすりで、表面を整えていきます。
パテの研磨は塗装の仕上がりに大きく影響するので、
経験が浅い人が作業すると歪みが残って波打ちしてしまいます(´・ω・`)
パテの研磨が終わったので、今度は下地の仕上げにいきます。
プラサフを塗布した所(*^^*)
今回はホワイト系なので、白色のプラサフを塗りました。
ここまで来るとキレイに治っているのが分かりやすいですね(*´∀`*)
プラサフ硬化後、もう一度歪みがないかチェックを兼ねて研磨します。
特に不具合が無さそうであれば、仕上げにもう一度プラサフで仕上げてカラーの塗装です。
.
プラサフのカスが残っている場合があるので、マスキングも一度剥がして塗装に移ります。
塗装完了後、仕上がりの確認(^o^)
ドアとの色も違和感なく、歪みもほとんど出ませんでした(*´∀`*)
これくらい仕上がっていればお客様も喜んでいただけるかと(゚∀゚)
お客様に損傷部分をしっかり確認していただき、
「キレイに治ってる(*´∀`*)鈑金での修理でも全然分かりませんねッ」
とても喜んで頂けました^^
ついついこちらも嬉しくなってしまいます。
縁石など、死角になってしまうので、下側の損傷が弊社にも多く入庫いたしますが、
くれぐれもお気をつけてドライブ楽しんで下さいね。
今回の修理対応金額とディーラー参考価格
今回、対応させていただいたお客様の修理金額・お預かり期間と、
ディーラー・保険修理を依頼された場合の参考価格(相場)を紹介しておきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
今回の修理金額 | ¥57,000 |
ディーラー・保険修理参考金額 | ¥146,000 |
車両お預かり日数 | 7日 |